今、空前のサウナブームが到来しており、サウナの正しい入り方を調べている人も少なくないようですね。
では、なぜサウナの入り方が注目を浴びているのか。
それは最高のサウナトランス(ととのう)状態に入るため!
「入り方って何を今更・・・」
こう思うサウナーも少なくないでしょう。
ただサウナ上級者といえど、100%トランスに入れるわけではないでしょうし、体が慣れすぎて並のサウナトランスでは満足できない状態になってませんか?
僕自身もととのう時もあれば「あれ?今日の○セット目はちょっとだったな・・」なんて日もあります。
そこで色々と試行錯誤した結果、ヨガとサウナの組み合わせの相性が抜群に良いと気づきました。
ということで、今日はヨギーニ兼サウナーの僕が実践する独自のサウナの入り方についてこっそり教えちゃいますね。
前半は初心者の方向けに基本的な入り方とコツになっていますので、上級者の方は後半から読み進めてみてください!
目次
【初心者向け】一般的なサウナの入り方・ルーティン
今更ですが、基本的なサウナの入り方を復習しておきましょう。
- サウナ:6~12分
- 水風呂:1分前後
- 休憩:10~15分
これはいわゆる温冷交互浴っていうやつ。この3ステップを1セットとし、計3セット行うのが基本ですね。
正直、基本的な入り方は普段サウナに入っている方にとって、これは当たり前の流れだと思いますので、これ以上深くは語りません。
詳しく知りたい方は書籍とかで知識を深めてみてください( ̄^ ̄)ゞ
サウナトランス(ととのう)状態を作るポイント
ということで、ここから少しだけ踏み込んだ内容に入っていきましょう。
まず、サウナに入ってて「ととのう時」と「ととのわない時」がありますよね。
たとえば、1セットは良い感じに整ったのに2回目、3回目になるにつれ整わなくなってきた・・なんて経験はないでしょうか。
そんな時は次の3点を意識してみるといいかもしれません。
(こちらもサウナーにとって当たり前のことだと思うので、上級者の方は読み飛ばしてください)
湯船につかる
セット数が増えるほど体温が上昇しづらくなります。
1セット目は汗が沢山でたのに2セット目以降は体温が上がりづらく、汗がでるまでに時間がかかったり、整わないこともあるかと思います。
そんな時は一度湯船につかるといいですよ。
湯船で体温を上げてからサウナにはいることで、体温が上がりやすくなって、結果的に整いやすくなるんですよね。
個人的には2セット目と3セット目の間に一回湯船を挟むのがおすすめ(* ̄ー ̄)v
そうすれば3セット目で思い切って力を振り絞れますし、場合によっては4セット目も突入できますし、不完全燃焼を回避できますよ♪
サウナ室の中では高い座席に座る
サウナトランスに入るためのポイントの一つがしっかりと体温を上げること。
体がしっかりと温まってないと整いづらくなります。
そのため、サウナ室ではできる限り高い座席に座りましょう。
(暖かい空気は上に向い、高い位置の座席の方が熱いためです)
まぁこれこそ今更って感じっすね。
体をしっかりと冷やす
体をしっかりと温めた後はしっかりと冷やすしましょう。
経験上、体が冷やせていない状態だと整いづらいですね。
逆に冷やせば冷やすほど良いっていう話かというと・・・そうでもないんですよね。
中には水風呂は冷たいほど良い!って人もいますが、個人的にはあまり冷やしすぎるのも良くない気がしてます。
あんまり冷やしちゃうと外気浴の時に寒く感じて、ディープリラックスどころじゃなくなるんですよね(浴室に良いベンチがあれば話は別ですが)。
実体験ベースとしては16~18度ほどの水風呂がベストで、体が水風呂に馴染んできた(体全体に膜が張っているような感覚)のタイミングで出るのがよろしいかと。
ヨギーニ流!より深くサウナトランスに入るためのコツ
さて、ここまでの内容はごく一般的なサウナの入り方とトランスに入るコツ。
この記事のメインはここからです。
今、僕はサウナーであると同時にヨギーニ(ヨガをやる人)でもあります。
そんな僕が実践するサウナトランスを深める方法を解説していきますね。
外気浴中、時間を意識しすぎず体の感覚・状態に意識を向ける
これまでの経験上、外気浴(休憩)の時に余計な考えごとをしているとサウナトランスに入れない確率が高いですね。
たとえば、仕事のことを考えてしまったり、ライン・メールの返信について考えたり、時間を意識しすぎてたり・・・気が休まらない状態だと、トランスに入れるものも入れません。
そんな時、僕がやっていることが体の感覚に意識を向けること。
全身の血流や心臓の音、肌の感覚などに意識を向けることで自然と体の緊張が抜けていきます。
サウナ内で「呼吸瞑想」&「ボディスキャン瞑想」を行う
サウナに入ってる時、最後の2~3分耐えるのが辛い・・そんな経験はありませんか?
残り時間を意識して「早く時間になってくれぇぇ!」と余計時間が長く感じ、その分苦しい時間も長引きます。
そんな時、普通は別のことを考えて気を紛らわしたりするものですが、僕がやってるのは真逆のこと。
呼吸や体の感覚に意識を集中させます。
これはヨガで行われてる「呼吸瞑想」と「ボディスキャン瞑想」と呼ばれるもので、呼吸・体に集中を向けることでマインドフルな状態(今この時に集中してる状態)を作ります。
その結果、体感時間も早くなり、サウナの暑さの苦しさも和らぐわけです。
つまり、
- 呼吸と体に意識を向ける
- 体感時間が早くなる(=苦しい時間が減る)
- サウナの時間が長くなる
- 体がしっかりと温まる
- 整いやすく!
っていう寸法ですな。
サウナ内は乾燥していて呼吸をしづらいので、鼻で息を吸って口で吐くか、体の感覚に意識を向けるといいですよ。
「シャバーサナ」でサウナトランスの気持ち良さUP
シャバーサナとは、ヨガのレッスンの最後に必ず行うにポーズ。安らぎのポーズ(屍のポーズ)とも呼ばれており、全身を床に預けて仰向けになります↓↓
全身の力を抜いて体の状態を観察するポーズなのですが、これはサウナにも活かせるんですよ。
具体的には外気浴の際、寝湯でこのポーズを行うことで、より深くトランスに入れます。
リラックスしすぎて寝てしまわないようにしましょうね☆
⇒参考:初心者におすすめのヨガポーズ【インストラクター直伝】
ヨガとサウナで得られる快感は似ている
とまぁ、僕はこのようにサウナにヨガを組み込んでいるわけですが、個人的にはヨガとサウナは相性が良いと感じています。
ヨガをやると自然と瞑想状態に入れますし、その感覚はサウナの「ととのう」感覚と通ずるものがあるんですよね。心身がリラックスする感覚といいますか・・
正直言うと、サウナよりもホットヨガの方がハマっていた時期がありましたし^^;
それくらいヨガはととのいっぷりは凄くて、サウナーなら是非一度体験して欲しいですね。
サウナ上級者へ!ヨガを学べばサウナがより楽しくなります
以上、ヨギーニに学ぶサウナの入り方でした。
基本的な入り方からヨガを交えた独自の入り方まで、丸々紹介していきましたがいかがでしたか?
これまで散々サウナトランスに入ってきましたが、正しい入り方をすればOKってわけではなく、本当の意味でととのうためには「自分の状態を観察する」ことが重要だと感じています。
そのためにヨガの技法が使えてサウナにも応用しているわけです。
ですので、より一層深いトランスに入るため、しいてはサウナをより楽しむために、ぜひあなたのサウナライフにもヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか。