「カルドって安すぎない?」
「スタッフが悪かったり、レッスンの質が悪かったり・・安いのには理由があるんじゃないの?
料金の安さがウリのホットヨガスタジオ「カルド」。
これまで6つのホットヨガ教室を体験してきて数多くの教室の料金を見てきましたが・・ハッキリ言ってぶっちぎりで安いです。
最初にカルドの価格を見た時は、その安さに目を疑いましたし、「なんか裏があるんじゃないの?」「安いなりの何か理由があるのでは?」と思わず疑ってしまいましたよ。
なんですけど、いざカルド会員になってみたら、別に質がすごく悪いってわけでなく、むしろ施設の充実さはトップクラスなんですよね・・。
余計なんで安いのかよくわからなくなっていたんですけど、通い続けるうちにその理由が見えてきました。
ということで、今回はカルドの料金が安い理由を実体験を元に考察してみたいと思います^^
目次
実は最先端を行く教室だった!?カルドが安い4つの理由
ポイント①:大収容のスタジオ
カルドの大きな特徴の1つが、スタジオの広さ。50~55名ほどのめっちゃどでかいスタジオなんですよ(20~30名くらいの規模が標準的)。
カルドのスタジオに入った時は「デカっ!!」の一言で、広々快適にレッスンできるなぁってくらいにしか思っていなかったんですが・・よくよく考えるとその広いスタジオが経費削減にもつながっていると考えられるんですよね。
というのも、1回のレッスンを受けられる人が多ければ多いほど、以下のようなメリットがあると考えられるからです。
- 会員の全体数を増やせる
- インストラクターの人件費が削れる
たとえば、レッスンが1回3000円として、30名と60名のスタジオでどれくらい売り上げが違うのか見てみましょう。
- 30名の場合:30名×3000円 = 90,000円/回
- 60名の場合:60名×3000円 = 180,000円/回
と、人数に比例して売り上げが上がるわけです。
30名のスタジオで60名分の売り上げを上げるためには、2回レッスンを実施しなければならなく、当然インストラクターの人件費も2倍発生することになります。
もちろん、ホットヨガ教室には月4回プランや通い放題プランなどの各種コースがありますので、ここまで単純な話ではないと思いますが。
ポイント②:広告費の削減
カルドってこんなにも安くて特徴的なスタジオなのに、やけに知名度が低いと思いませんか?
これは完全な僕の推測ですが、カルドは大きな広告(お金がかかるような広告)を打っていなくて、どちらかというとネットなどの口コミから広がっている気がします。
僕が調べた範囲だと、カルドがテレビCMを行ったのは過去1回だけでしたし、紙媒体の広告(電車や駅のホームなどに張られているやつ)も見かけませんもんね。
おそらく、広告っていう広告はネット広告くらいではないでしょうか。
広告費を削ることで知名度を広がりづらくなってしまいますが、その分料金も安くできるわけですね。
ポイント③:整理券制の導入
カルドは整理券を採用していて、予約が一切不要なんですけど、これもまたコスト削減につながっているといえそうです。
たとえば、整理券をすることにより、以下のようなコストが抑えられると予想されます。
- 予約システムの導入・運用コスト
- コールセンターの設備費・人件費
ここまでの規模(全国80店舗以上)のスタジオの予約システムを導入ってなると、導入も大変でしょうし、運用費も馬鹿になりません。
また、予約システムを作ると予約受付のためのコールセンターも作る必要も出てくるでしょう。
整理券制にすることで、それらの費用が発生することなく、コストを抑えられるわけですね◎
ポイント④:機械化
普通のホットヨガ教室の受付は「人」が行いますが、カルドの受付は機械化されています。
というのも、カルドでは、専用のバーコードリーダーに会員カードをかざすだけで受付を行うことができ、タオルの受け取りは全てセルフで取る形になっています。
また、レンタルウェアや水、シューズのレンタルなどのオプションは全て券売機でチケットを買うシステムになっていて、かなりオートマチックになっているんですよね。
- 受付の「人」に会員カードを渡す
- 受付の「人」から引き換えにバスタオルやロッカーの鍵などを貰う
- 追加オプションがあれば、その場で受付の「人」にお願いする
- 「バーコードリーダー」に会員証をかざす
- そばに置いてあるバスタオルを受け取る
- 追加のオプションがあれば「券売機」で購入
このように、カルドでは上手に機械が導入されていて、見事に人件費を削減できているわけですね。
(受付の人と接する時間がほとんどない分、スタッフさんと距離感があって何か寂しい感じはしますが・・)
【暴露】安いかろう悪かろうまでは言わないが・・
以上、カルドが安い理由を考察してみました!
カルドが安いのにはしっかりとした理由があって、決して無理にスタッフを減らしていたり、ロッカー・シャワー室などの設備をケチっているとかの類いではありません。
普通では考えられない大収容スタジオを作ったり、ネット広告に注力したり、受付を機械化したり、極限まで無駄を省くことにより良心的な料金を実現していて、いわば涙ぐましい企業努力なんですよ(きっと)。
見方を変えると、業界の一歩先をゆく新業態のホットヨガスタジオともいえるのではないでしょうか。
とはいえ、悪い点が一切無いかって言われると・・全く無いってわけでもありません。
実は無駄を省くことによる弊害(デメリット)もちらほらあったり無かったり・・・
続きは以下の記事にまとめていますので、良かったら参考にどうぞ^^