「自分一人でヨガを始めてみたいけど、危険じゃない?」
ヨガってやろうと思えば自宅でもできますから、インストラクターさんの指導なしで自分一人で始めようと思っている方も意外と少なくないかもしれません。
いきなりヨガ教室に通ったりして、万が一合わなかったり、途中で飽きたりしないか心配ですし・・。
ただ同時に、ヨガって自己流でやったら危険じゃないの?と不安にもなりますよねー。
下手に自分一人でやって間違ったポーズのやり方が身につくのも嫌ですし、怪我なんて絶対に避けたいところ。
ということで、今回は自己流でヨガをやっても危険じゃないのか、独自の見解をお伝えしたいと思います^^
実は、体への負担が少なそうなヨガでもやり方を間違えると身の危険が!?
自己流のヨガは危険なのか問題
結論から言うと、完全な自己流でヨガをやるのは2つの意味で危険といえそうです
その2つのリスクっていうのが、
- 怪我などのリスク
- 効果が得られないリスク
といったリスクになります。
つまり、自己流で突っ走ると効果が得られないわ、怪我するかもだわ、全くやる意味が無くなっちゃうわけですね。
といっても、これは自宅ヨガを否定しているんじゃなくって、自宅でやるにしても正しい学び方をすれば上記リスクは極力回避できでしょう!
ヨガで怪我をする人が意外といる?
僕はヨガを始める前、
「ヨガで怪我なんかするの?」
「体をゆったり動かす感じだし、安全そうやん♪」
なんて思っていたんですけど、実際やってみるとそうでもないんですよねー。
確かに一見簡単そうに見えるポーズでも、実は外からではわからない筋肉を使っていたり、普段動かさない筋肉・骨格も使ったりしてるんで、見た目以上に内部では色々な部位が動いているんですよ。
また、ポーズによって難易度も全然違っていて、普通に筋肉量がないとできないポーズだったり、柔軟性がないと難しいポーズもあったり、素人が下手に一人でやったら普通に危険なポーズなんかも。
実際、ヨガブームの火がつき始めた2016年に国民生活センターが調査を行ったところ、ヨガ教室のトラブル件数が3年で4倍以上(10件未満→約40件)増えたなんて結果も(NHKニュースより)。
トラブルの中には「肩のけん板を損傷した」「運動中に骨折した」といったものも寄せられているようです。
インストラクターの指導に従ってもこれくらいの怪我が起きるくらいですから、自己流でやったらどれくらい危険なのか容易に想像できますよね。
また、「ヨガの解剖学」「ヨガの生理学」などの書籍で有名なヨガインストラクターの中村尚人氏はNHKの番組にて
「ヨガは日常的じゃない動きまで持っていく。『足を首にかける』とか。危険性もしっかり理解して、そのリスクをわかった上で教えないと(いけない)。」
引用元:NHKニュース おはよう日本より
と、警鐘を鳴らしていたそうです。
見方を帰ると、インストラクターやヨガ教室選びが重要で、自宅でやるにしてもちゃんと教えてくれる動画やDVD、サイトの解説を見ながらやる必要があるってことですね。
そのやり方大丈夫?ポーズのやり方を間違えると効果もなし
自己流でヨガを学ぶと怪我をする恐れがあるだけでなく、効果も満足に得られない可能性も・・。
たとえば、一見ただ立っているだけのように見える「山のポーズ(タダーサナ)」も骨盤や肩関節などの部位の位置や目線、意外と細かな注意があったりするんですよ。
そういったところまで意識してやらなきゃ十分な効果が得られないでしょうし、ヨガインストラクターさんが解剖学を学んでいるのも納得がいきますね。
それくらいヨガのポーズは繊細で、自分一人でやるにしても細かなところまで意識する必要があるでしょう。
自宅でヨガを学び実践する時の流れ
ということで、自己流のヨガはやり方を間違えると危険につながるわけですね。
ただ、これは逆に言うと正しくやり方を学べば自宅でもヨガはできる!ともいえますね。じゃあ、どうやって学べば良いの?ってなるわけですが、やっぱり一番てっとり早いのは評判の良いヨガ教室に通うこと。直接インストラクターさんに教えてもらえますから確実ですよね。
とはいえ、ヨガ教室に皆が皆通えるわけじゃありませんし、できるだけ費用を抑えたい方は以下のように自宅ヨガを始めるといいかもしれません。
- 解説がない映像(動画・DVD)から真似て学ぶ
- 解説が少し多め映像でもうちょっと詳しく学ぶ
- サイトや本で各ポーズのポイントを文字で学ぶ
いきなり、色々なポイントを意識してやるのは難しいと思いますし、何より嫌になって諦めるのは避けたいので、まずは余計なことは考えずにポーズを真似てみるところから始めるといいですね。
で、ある程度慣れたら解説が多めの動画を参考にして少しずつ細かいポイントを意識しながら実践し、最後はサイトや本で文字からポーズの詳しいポイントや注意点を深く学ぶ流れだと挫折もし辛いと思いますよ♪
もちろん、動画で学ぶ際は自分にインストラクターさん選びにもご注意を。間違ったポーズを真似たところで元の子もありませんからねー。