ホットヨガと腰痛について調べていると・・
「ホットヨガで腰痛が治った、改善した」
「ホットヨガで腰痛になった、悪化した」
みたいな、全く逆の内容が散見されますが、結局どっちが本当なのか判断するのが難しいですよね。
本当は僕の体験談をご紹介したいところなんですけど、残念ながら僕自身は腰痛持ちではなくて・・
というわけで、今回はホットヨガは腰痛改善に効果があるのか、それとも悪化する恐れがあるのか、客観的な目線で調査してみた結果をお伝えしたいと思います。
ホットヨガは腰痛改善に効く?悪化する可能性は?
いつも通り、めちゃくちゃ徹底的に調査した内容を元に、先に結論からお伝えしますと・・
結論:ホットヨガは腰痛改善に効果アリ( ̄∀ ̄)v
といえそうです。
まず「ヨーガの腰痛緩和効果」の論文では、腰痛が多いとされている看護職の男性2名・女性9名を対象に、6分程度で終わる簡易的なヨーガプログラムを2週間続けてもらう実験が行われました。
その結果どうなったかって言うと、
本研究で用いた簡易な方法でも腰痛緩和に効果的であることが示唆された。
このような簡易なプロクラムは多忙で不規則な勤務になりがちな医療従事者のセルフケア方法として有効であり,健康関連QOLも向上することが考えられる。
とのこと。しかも、2週間の内、対象者の平均実施回数は9.5回(週4〜5回)程で、毎日行っていないにも関わらず腰痛改善効果が見られたようです。
また、別の研究では8つの論文から967名分のデータを分析した結果、「腰痛軽減効果には証拠がある」と結論に至ったそうです。
つまり、ヨガの腰痛改善効果は科学的にもほぼ明らかになっている、ということですね!
ホットヨガは基本的にはヨガのポーズを温かい環境下で行うものであって、室温が変わるだけで腰痛改善効果が無くなる可能性は低いでしょうし、ましてや悪化するなんて考えにくい。
そんなわけで、ホットヨガで腰痛改善効果は十分期待できそうです。
ヨガで腰痛が悪化、腰を痛めてしまう原因は?
ここまでの話を聞いて、
「いやいや、でも実際にヨガで腰痛が悪化したって声も聞くし・・」
「いくら改善効果があると言われても、やっぱり心配・・」
と思う方もいるかもしれません。
これは僕の推測になりますが、ヨガで腰痛が悪化したって人はポーズのやり方を間違えている、もしくは準備ができていない状態で急に行ったせいで、腰痛を悪化させたり、腰を痛めてしまった可能性があるかと。
ってのも、ヨガのポーズの中には、腰痛改善に役立つポーズの中には、筋肉が凝り固まってる状態で急にやると逆に腰を痛めてしまうポーズもあるからです。
たとえば、膝立ちの姿勢で腰から上半身を大きく反らせる「ラクダのポーズ」なんかはその一例です。
また、上半身の力を使わずに腰だけの力で体を反ろうとするのも腰を痛める原因になります。
実際、僕が通うLAVAのレッスンの中では、インストラクターさんから「腰を痛めている人は休んでてください」と指示されるポーズもあります。
つまり、ヨガの腰痛改善効果はあくまで正しい状態でポーズを行うことが大前提、というわけですね。
なんで、「腰痛が悪化しないかどうしても心配!」「ちゃんと腰痛を改善したい!」って方はしっかりとしたホットヨガ教室で正しい方法を学ぶのが一番安全といえますね。
まとめ:
以上、ホットヨガは腰痛改善に効果があるのか無いのか問題でした!
ここまでの内容を簡単にまとめると・・
といった感じ。ヨガに限らず、何にしても正しい方法を学ぶことが大切で、やり方次第では逆効果になってしまうってわけですね。
そんなわけで、僕はこれまで以上にインストラクターさんの指示・指導をしっかりと聞きたいと思います。笑
ただでさえデスクワークで腰を痛めやすいわけですし^^;
①基本的にはホットヨガは腰痛改善に役立つ(科学的な証拠アリ)
②ただし、ポーズのやり方を間違えると悪化につながる恐れがある