「ヨガで自律神経のバランスが整うって本当?」
ストレスなどが原因で自律神経が乱れるとイライラしやすくなったり、落ち込みやすくなったり、やる気がなくなったり・・メンタルが不安定になって大変ですよね。
その自律神経を整えるためにヨガが気になっている方も少なくないでしょう。
体をゆったりと動かすヨガには何となく自律神経を整える効果がありそうですが、実際のところどうなのでしょうか?
ということで、今回はヨガが自律神経を整える効果があるのか、研究結果をリサーチしてみました!
実体験を交えながらご紹介しているので、自律神経が乱れてるかも・・って方は参考にしてもらえると嬉しいです^^
目次
ヨガで自律神経が整うのか?研究結果によると・・
先に結論からサクッとお伝えすると、ヨガは乱れた自律神経が整えるのに有効!といえそうです。
ただし、1点だけが注意しておきたいのが、ヨガの種類によってそれぞれの自律神経(交感神経と副交感神経)への働きが異なるっていう点。
つまり、リラックスしたい時とスッキリしたい時のヨガは違うってことです!
超ざっくり言うと、リラックスしたい時にはゆったりめのヨガ、スッキリしたい時はハードめのヨガを選ぶとよろしいかと。
ということで、具体的にどんなヨガの種類が良いのか含め、ヨガと自律神経に関する研究データをご紹介したいと思います。
研究1:ヨガで子供の自律神経が整った!?
まずご紹介するのは2013年にBLDE大学が行った実験(1)。
この研究では11〜13歳の子供24名を対象に
- 4週間、週4回ヨガクラスを実施(1回1時間)
- 何もしない
上記2つのグループに分けて、実験前後の自律神経系の高周波数帯域(HF)と低周波数帯域(LF)を計測したそうです。HFは副交感神経、LFは交感神経系から生じる周波数と言われています。
んで、その結果どうなったかっていうと・・
ヨガグループはHFが増加して、LFが減少!
となったそうです。言い換えると、ヨガで交感神経の働きが収まって、副交感神経の働きが活発になった、つまり緊張が緩んでリラックス状態になった、というわけですね!
よくヨガにリラックス効果がある!って言われるのは、こういった研究結果が裏付けにあるんですねー。
研究2:サイクリングよりもヨガの方が有効!
続いて、2012年にシラキュース大学が行ったちょっと変わった実験(2)。
この研究では60名の被験者を以下のグループに分けて、先程と同様に実験前後の周波数を計測したそうです。
- 6週間、週2回のハタヨガを実施(1回90分)
- 6週間、週2回のサイクリングを実施(1回90分)
要はハタヨガとサイクリングどっちの方が自律神経に効果があるの?っていう研究ですね。早速その結果をお伝えすると・・
- サイクリンググループのHFに変化なし
- ハタヨガグループのHFが増加
とのこと。
サイクリングじゃあ副交感神経が活発にならなかったってのは意外ですねー。爽快感もありそうですし、体もリラックスできそうなものですが。
逆に、ハタヨガの結果は割と想定の範囲内かなぁ、と。ってのも、僕自身もハタヨガのレッスンを受けまくっていまして、そのリラックス効果は実感済みなんで^^
そんなわけで、この結果から判断するにリラックスしたいならサイクリングよりもハタヨガの方が良さげですね◎
ヨガの種類によっては交感神経が優位になることも!?
これはあくまで僕自身の実体験なんですけど、ヨガって副交感神経を高めるだけじゃなくて、交感神経の働きを活発にしたい時、つまり、体をリフレッシュしたい時にも有効だと思うんですよね。
たとえば、ダイエットで有名なパワーヨガだと、テンポ良く呼吸やポーズを取っていくんで、目を覚ましたい時や頭をスッキリさせたい時なんかに良いんですよ◎
逆に、リラックス感はあんまり無くって、夜とかにレッスンを受けると覚醒しちゃうんで要注意。
僕は大体休日の朝にパワーヨガのレッスンを受けて、体と頭をスッキリさせた状態で1日のスタートを切るようにしています(* ̄ー ̄)v
1日にメリハリがついて、中々おすすめですよ♪
ヨガの種類をしっかり選んで自律神経を整えよう♪
ということで、あなたもヨガの種類をしっかり選んで乱れた自律神経を整えましょう!
たとえば、ヨガ教室に通うなら、リラックスしたい時はゆったりとした動きのハタヨガのレッスン、スッキリしたい時にはパワーヨガ!みたいに上手に受けるレッスンを変えると良いですね。
そのためには、色々なヨガが楽しめるクラス豊富な教室を選ぶのがよろしいかと。
僕なんかは日中は仕事で緊張感が高まっているので、夜にハタヨガのレッスンを受けることが多いですね( ̄ー ̄)
あのリラックス感は病みつきになりますし、現に自律神経も整いましたよ♪
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